シトロエン DSのスタイリングは今見ても洗練された流麗なスタイルではないか。
独特なデザインはフランスらしく流れるようなボディラインと今では標準的な異形のヘッドライト、ライトからリアに流れるルーフの後端にウインカーが仕込んであります。
リアタイヤはリアフェンダーに隠れています。パンクした時にどうするか心配ですが、オーナーに聞くのを忘れました。
運転するときもお作法があって、ハイドロニューマチックで車体が浮き上がるまでは走らせないほうがいい。
車を止めてエンジンを切るとエア(オイル?)が抜けて車体が下がってしまうのだ。
なので、下手なところに停めてしまうと地面とご対面してしまいます。リアのナンバープレートが斜めになっているのはナンバーを隠すためではなく、ヨーロッパナンバーの枠に日本のナンバープレートが収まりきらないのだ。
すべてフランス仕込みのデザインと感心してしまいました。
ところでこのシトロエンの伝統を受け継いだレトロなデザインの「DS21 Pallas(パラス)」が2015年のジュネーブ国際モーターショーで披露されました。
デザイン的には大きな変更はありませんが、インテリアには「クリオロ」と呼ばれる専用色のセミアン・レザーを使っています。
外装色はインクブルーという深い青色のシックなもの、こちらも気になりますね。
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