セリカ(初代TA20/RA20系) 名車カタログ

 セリカは1970年12月にデビュー。量産車としては日本初のスペシャリティカー。

 ヤマハ製の名機2T-G型エンジンを積んだ最上級モデルの1600GTをフラッグシップに、それぞれ3種のエンジン・トランスミッション・外装と、8種の内装をユーザーの好みによって組み合わせるフルチョイス・システム;の導入し話題を呼びました。キャッチコピーは「恋はセリカで」。 
  

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セリカに会いました。

初代セリカは1970年に登場、トヨタ自動車のスペシァルティーカーとして2007年まで生産されました。

1973年4月にはテールゲートを備えたLB(リフトバック)が登場しています。

1975年には1600シリーズを対象とした昭和50年排出ガス規制適合車が追加され、シリーズのマイナーチェンジを実施。この時、ボディサイズの変更が行われています。内訳は全長で25mm、全幅で10mm、ホイールベースが70mm、フロントトレッドが50mmずつ延長された点など。

1976年には2000GTおよび2000GTVを対象に昭和51年排出ガス規制に適合したモデルが追加。これと同時にリフトバックには衝撃吸収バンパーが一部のグレードに設定されました。

モデル末期の1977年には特別仕様車として、「ブラックセリカ」も登場しました(写真下)


インテリア セリカ1600GT

三本スポークはNARDYの皮ステアリングで純正のものではありません。

インストパネルは銀色のメタリックでレーシーな感じですが、この当時の主流の閉じこもり感のあるものです。当時としては豪華ですが、隔世の感があります。

 

     

エクステリア セリカの誕生

  '69年10月 第16回東京モーターショー

トヨタブースに1台の展示車がありました”EX-1”(未来車プロトタイプ)と呼ばれたこの車、コンセプトカーです。

1年後にセリカが発表されているため、一般的には”EX-1”をベースとしセリカが誕生したと思われていますが、事実はそうではなく、セリカのショーモデル仕様をトヨタのデザイン部門がセリカをベースに造り上げたものでした。

その1年後の第17回東京モーターショー、トヨタはセリカを発表、そしてその2ヶ月後、セリカの発売にいたる。


セリカ性能諸元表より

   

 エンジン

種 類       :ガソリン 4サイクル

冷却方式     :水冷

シリンダー配置 :直列

気筒数      :4

バルブ形式   :DOHC

排気量(cc)    :1588

最高出力(PS/rpm) :115/6400

最大トルク(kgm/rpm) :14.5/5200

燃料供給装置  :キャブレター

キャブレター数  :2

ボディ

構造        :モノコック

ドア数        :2

ボディ形状    :クーペ

全長(mm)     :4165

全幅(mm)     :1600

全高(mm)     :1310

ホイールベース(mm) :2425

トレッド前後(mm) :1280/1285

車両重量(kg)   :940

乗車定員(名)   :5

駆動系統

エンジン搭載位置 :フロント縦置

駆動方式       :FR

変速機        :5速MT フロア

性能

最高速度(km/h)  :190

シャシー

サスペンション 前 :独立 マクファーソンストラット コイル

サスペンション 後 :固定 5リンク コイル

ブレーキ 前    :ディスク

ブレーキ 後    :ドラム

ステアリング     :ボール循環式

タイヤ         :6.45H-13

 


   
               
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